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EAトCOのカトラリーハサミ

離乳食や食事補助にも!料理を食べやすく小分けに切れる「カトラリーハサミ」の魅力

キッチン

ベビー用フードカッターやヌードルカッター、離乳食ハサミなど、さまざまな名称で呼ばれている「お食事ハサミ」。
食事の際におかずを食べやすく小さく切れるため、子ども連れでの外食を楽にしてくれる便利グッズのひとつでもあります。
……と言ってしまうと必要なシーンが限定されてしまいそうですが、離乳食ハサミは実は幼児期以降も必要になるケースも。
それに、使い勝手の良いお食事ハサミは、歯の弱ったご高齢の方の食事補助や、ホームパーティーやアウトドアなどでの食事シーンなどにも重宝しますよ。
今回は、離乳食ハサミ選びの重要性とステンレス製の「カトラリーハサミ(EAトCO)」を使って気付いた、普通のキッチンバサミにはない「お食事ハサミ」としての魅力についてくわしくご紹介します。

図書館司書の経験を活かし、日常生活に役立つ情報や疑問について文献調査や専門機関への取材・実験などを行いながら日々お役立ち情報を発信しています。 6歳の男の子ママとしての立場から子育てに役立つ記事も執筆♪

幼児期以降も「お食事ばさみ」が離乳食以外にも活躍すると感じたワケ

一般的なプラスチック製の離乳食ハサミ

育児雑誌などに載っていて「あると便利そう」くらいの感覚で買った、離乳食ハサミ

どのくらい使うか分からないし……と、とりあえずプラスチック製のかわいいデザインのものを選びました。離乳食の頃は具材自体を柔らかく調理しているので、プラスチック製でも十分使えます。

うどんやパスタを細かく切ったり、柔らかく煮た野菜などを一口サイズに切ったりくらいで、そもそも離乳食ハサミで切れないものを食べさせる機会なんてなかったんです。

洗いやすさやデザインは気に入ってましたが、正直使い勝手に関しては「100均で買っても良かったかも」くらいに思っていました。

【理由1】「子どもがおかずを食べてくれない」を解消できた

食事をする幼児

子どもの少し年齢が上がり、食事の内容が幼児食に切り替わって間もない頃のこと。
わが子は、保育園の給食はおかわりするほどよく食べるのに、家では常に小食でした。
特に、ご飯や野菜、豆腐などはよく食べるけど、肉は全く食べてくれないなどの偏食に悩んでいました。

ちょうどそのとき、保育園の行事で親子で一緒に給食を食べる機会がありました。
とても驚いたのが、給食の「具材の細かさ」
家でも一口サイズになるようには気をつけていたつもりでしたが、給食のおかずは想像以上の細かさで、子どもの半口サイズよりも小さく刻まれていました。

保育士さんによると、例えば薄切り肉の場合、繊維を断ち切るように1~2cmの細切りにされているそう。
「食べやすく切ってあげると、きっと家でも食べてくれますよ。もう少し大きくなって3~5歳くらいに乳歯が生えそろってきても、やっぱりおかずの固さや大きさには気を配ってあげてくださいね」とのことでした。

早速、保育士さんに聞いた「食事の工夫」を、家庭でも取り入れてみることに……!
普段は大人の分の食事と一緒に子どもの分も調理していたので、最初はふつうのサイズに切って調理し、でき上がってから「お食事ばさみ」で食べやすく切ってあげるのが、わが家の新習慣になりました。
それからは毎食しっかり食べてくれるようになり「今までは家での調理方法が原因で食べれなかったのか」と、すごく反省しました。

【理由2】外出時、普通の離乳食ハサミなら感じるプチストレスを解消できそう

それからは、家では具材の大きさや固さに気をつけるようになったのですが、そうもいかないのが「外での食事」。
大人のおかずを取り分ける時はもちろんですが、お子様ランチなどでもやっぱり幼児が食べるには大きめのサイズのものが多いように感じます。

……というわけで「離乳食ハサミ」を持ち歩いてみたものの、離乳食メニューとは違って普通のおかずはなかなかお箸やプラスチック製のハサミでは切れないことが多かったです。

お子さまランチ

わが家で使っている幼児向けの食器や、お店で出してもらう食器は、小さくて深さがあるものであることが多いです。
この構造だと、子どもが食べる時には「こぼれにくくて良いな」と思うのですが、その食器の中でナイフなどで具材を切り分けようとすると、意外と大変。
「幼児向け食器の中では切り分けしにくい」と感じました。ハサミの方が、深みのある皿の場合だと使い勝手がいいですね。

あとは、もし離乳食ハサミの「切れ味」さえ良ければ、子どもが成長しても外食シーンなど様々なシーンでかなり重宝するはず……!と感じました。

評判のカトラリーハサミ(EAトCO)を使って感じた5つの魅力

<p>EAトCO カトラリーハサミ</p>

EAトCO カトラリーハサミ

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そこで今回、評判のよいステンレス製のお食事ハサミである「カトラリーハサミ (EAトCO)」を使ってみることにしました。
さっそく普段の食事シーンや外食シーンでの使い勝手を検証してみたいと思います!

ちなみに。
「EAトCO」というのは、知る人ぞ知るステンレス製キッチンツールの人気ブランドの名前。
金属加工品で有名な地域で作られているだけあってどれも品質が素晴らしく、細やかなところまで使い勝手に配慮された優秀なキッチンツールが色々あります。
……となると「カトラリーハサミ」にも、かなりの期待感が!?

ここでは「カトラリーハサミ」を使ってみて、実感した5つの魅力をご紹介します。

【魅力1】 小さいけど手になじむ!切りやすさの秘密は独特なカーブ

一般的なサイズのキッチンバサミとカトラリーハサミの大きさ比較

キッチンバサミと比べると、かなりの小ささ。
でも、一般的な離乳食ハサミに比べると十分なサイズで持ちやすいです。

私はわりと女性の平均的なサイズより手が大きめ。普段から小さいハサミは扱いにくいのですが、これは大丈夫でした。
試しに夫にも使ってもらいましたが、問題なく使えました。
なお、切れ味が素晴らしすぎるため、小さな子どもの手には触れさせないようにしています。

【魅力2】 どんなシーンでも活躍する抜群の切れ味

横から見ると分かりやすいのですが、「カトラリーハサミ」は持ち手の部分が真っすぐではなく、少し角度をもたせた形状になっています。
この特殊な形状のおかげで、器の中の料理も楽に切ることができます。
試しに、普段から「切り分けしにくい」と思っていた幼児用の食器の中で使ってみました。

幼児食器の中で食材を小さく切り分ける

↑こんな感じで、ストレスなく切れます。

また、ミニトマトのようなつるつるした丸みのあるものって、他の食材より切りにくいイメージありますよね。

ミニトマトのようなものでも切りやすいように、ギザギザになっているカトラリーハサミ

この「カトラリーハサミ」は、ギザギザが付いた刃なので滑りやすいものはもちろん、固い食材から柔らかい食材までスムーズにカットすることができます。

【魅力3】 機能美をとことん追求したシンプルなデザイン

子どもが食べやすいようにとは思いつつ、せっかく調理して下さったお料理を刻むとなると少し気が引けることもあります(※一応、ファミレスなど子供連れがメインの客層のカジュアルなお店での使用を想定しています)
「お食事ハサミ」には色々なデザインがありますが、お店などで卓上に置きたい場合にはちょっと悪目立ちしてしまうことも……。

でも「カトラリーハサミ」の場合は、ハサミ本体もケースもとてもシンプルなデザインなので、卓上に出していても場の雰囲気を壊しません。

<p>EAトCO カトラリーハサミ</p>

EAトCO カトラリーハサミ

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そっとさりげなくテーブルの端に置いていた時は、私物と気づかずに同席していた人から「あれ?それ便利そう。このお店、気が利くね」と言われたほどです。

【魅力4】 外出先などでも携帯しやすい付属のケース

ケースつきで持ち歩きがしやすいカトラリーハサミ

キッチンバサミにない魅力のひとつ「持ち歩きのしやすさ」。
「カトラリーハサミ」は、安全に持ち歩けるケースつきなので、外出時にも便利です。

使用後はサッと紙ナプキンなどでぬぐってケースに入れれば、そのまま鞄にしまえます。(油分などは取りきれないと思うので、後で忘れずに早めに洗いましょう)
プラスチック製なので、ケース自体が汚れに強いのも嬉しいポイント。

また、とても小さく軽いので、ほとんど荷物になりません。
ハンドバッグ1つでお出かけしたい場合でも気軽に持っていけますよ。

【魅力5】 清潔に使い続けられるための分解構造

分解できて洗いやすいカトラリーハサミ

キッチンバサミやお食事ハサミなどの分解できないタイプって、継ぎ目の重なった刃の部分がきれいに洗えなかったりしますよね。
この「カトラリーハサミ」は分解できる構造なので、細かい部分までスッキリと洗えます。
水気も拭き取りやすいので、さびにくそうなのもポイントが高いです!

持ち手に錆が出てしまったキッチンバサミ

↑は普段から愛用しているキッチンバサミ。
デザインと切れ味が気に入って買ったのですが、よく見ると持ち手(ハンドル)部分と真ん中の接合部分にサビが目立ちます。

しっかりと水気を拭き取っているつもりでも、別の素材と組み合わさっているデザインのものは、こんなふうにさびやすいというデメリットがあるんですよね……。
包丁やハサミは、なるべく継ぎ目がないデザインで分解して洗えるタイプの方が、清潔に長く使えるなと思います。

使って分かった!❝評判のハサミ❞を便利に使えるシーン

「カトラリーハサミ」は、どんな料理でも上手く切り分けられるので、本当にストレスなく食事を楽しめます。
いくつか便利に使えるシーンをご紹介します。

たとえば・・・

回転寿司

子ども向けのメニューによくある、ツナやコーン、ハンバーグなどの軍艦。
でも、あの海苔の切りにくさときたら……! 
このハサミだと、お寿司を崩さずにスパッと切ってくれました。

巻き寿司

巻きずし

スーパーなどに売っている細い巻き寿司。これも、スパッと。
ハサミ自体にご飯粒がついてないことにもびっくりでした。

BBQ

BBQする親子

キッチンバサミより小ぶりなので、熱いBBQコンロの上で直接お肉を切るなどの用途には向いてませんが、小さいからこそ何かと重宝するシーンも。
野菜などの下ごしらえも、ハサミが一つあれば包丁とまな板を使うより手早く調理できますし、洗い物も減らせます。
お皿の上でもサッと食べやすい大きさに切れるので、子どもと一緒にBBQをされる方には特におすすめですよ。

ステーキ

ステーキをハサミで小分けに切る

ステンレス製のお食事ばさみを使っているよーという話をママ友さんにしたときに聞かれたのは「それって、ステーキ肉でも切れるの?」という質問。
キッチンバサミより小ぶりなので、やっぱり気になりますよね。

「切れ味いいから、大丈夫だよ」と言いつつ、私自身も厚切りのお肉なんて本当にハサミで切れるの?とドキドキしながら使ってみました。

が、本当に気持ちよいほどの切れ味でした!

カニ

カニ鍋

下ごしらえで、カニをさばくときに使ってみました。
食べやすいよう切り込みを入れるときにも便利です。
自分で調理しない場合も、卓上に一つハサミを置いておくだけで「殻からをうまくむけない」という人も、一緒にストレスなく食べられそうですね。

特に卓上で使う場合は、キッチンバサミより小型で扱いやすいのもポイントです。

皮付きのイカ

いかの煮物

煮物とかだと皮付きのまま調理されることもある、イカ。
イカの皮をのどに詰まらせたことがある人なら分かっていただけるかと思うのですが、本当あれは辛いですよね!
よくかめば大丈夫だとは思うのですが……それでも、子どもやご高齢の方は特に気をつけてあげてください。

皮をむくのが苦手という方は、食べるときに細かく切ってしまうのもひとつの手ですよ。

ずっと使えるお食事ハサミでいつも楽しい食卓に

食卓に置かれたカトラリー類とカトラリーハサミ

卓上で食べやすい大きさにおかずの具材を切り分ける「お食事ハサミ」。これから買われる方は是非、長く使えるステンレス製のしっかりしたものを選んで頂きたいと思います。

「カトラリーハサミ」はケースもおしゃれなので、プレゼントなどにもおすすめですよ。
ハサミは、昔は「縁を切る」のイメージがあって贈り物にするには敬遠されてきたのですが、最近では「未来を切り開く」というプラスのイメージで捉えられることが多いです。
贈るときにそういったメッセージを添えてあげると、より喜んでもらえそうですね。

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