howsie magazine

テレワーク

テレワークがはかどる部屋作りのコツって? オン・オフを切り替える鉄則を知ろう

インテリア

突然決まったテレワーク。
満員電車に乗らなくてラッキー!なんて考えていたけれど現実はそう甘くなかった…そう思っている方は多いのではないでしょうか。

「どうしてもプライベート感が出てしまい仕事に集中できない」
「部屋が狭くて仕事をする場所がない」
など、初めてテレワークをするときには悩みが次々と出てきますよね。

今回は、快適にテレワークをするための部屋作りのポイントやオン・オフを切り替えるための注意点などをご紹介します。

「凝りすぎないこだわり」をモットーに生活がちょっぴり豊かになるインテリアを提案。 男性目線ならではの美味しい時短料理もお届け。 ほろっと笑顔が溢れるような日常作りをお手伝いいたします。 趣味は映画、短歌。脚本も執筆中で生活にも物語性を持たせるアイデアを。

テレワークに集中できる環境を作るには?

どんな家にせよ、テレワークにおいては仕事とプライベートの切り替え…オンとオフのメリハリをつけることが大切です。
何かと誘惑の多いテレワークも、以下の5つのポイントに注意して仕事の環境を整えることで集中力を高められます。
今日からでも実践できる内容ですので、ぜひお試しください!

「視界」から誘惑物を消す

とにかく「誘惑物を断つこと」がテレワークの鉄則です!
まずは鉄則通り、自分にとって誘惑となるものを視界からなくしましょう。

自分は誘惑に負けないだろうと思っている方ほど要注意。無意識にテレビや本を手に取ってしまったり、やたらと休憩時間が多くなったりしていませんか?
テレワークにおいて、「視界」はもっとも注意すべき項目です。

「明るさ」で生活リズムをキープ

晴れた日には、ワークスペースに自然光を多く取り入れることがおすすめです。
太陽の光を浴びると、セロトニンと呼ばれる物質が体内に生成され、スッキリと目が覚めるでしょう。
ずっと家の中に居るとどうしても生活リズムは崩れてしまいがちに。そんなときにも、太陽の光をしっかりと浴びると体内時計を整えられるのです。

また、室内の照明を、白い光の昼光色に変えるのもよいでしょう。
できるだけ普段のオフィスと環境を近づけることで、気持ちを仕事モードに誘導します。

「音」で集中力をアップ

何かに集中するとき、無音にしてキーボードを打つ音だけが響く方がよいのか、ある程度の雑音が聞こえる方がよいのかは個人差があります。自分にとってベストの音を探してみましょう。

ただし、歌詞入りの曲を流すのは避けた方がいいかもしれません。
どうしても言葉が頭に入って来ますし、それが好きな曲ならなおさらです。
歌詞のない曲や自然系の集中できる音、「オフィスの雑音」で検索をしてみて自分にあったものを見つけましょう。

「背景」にも気を配る

一人で作業する時には問題ありませんが、リモート会議などを行う場合は背景にも気を配りましょう。
背景に映るものは「壁やカーテンだけでスッキリ」という印象を与えられるのがベストですが、部屋の広さによっては難しいことも。
ゴチャゴチャとした室内が見えないように、せめて画面に映る範囲だけでも整理整頓しておきましょう。

相手の部屋の様子が見えてしまうと、どうしても会議に集中できないという事態になりかねません。背景用に、1枚パーテーションなどを用意して置くのも手ですね。

「ルーティン」で気持ちを切り替える

ルーティンを作ることも、テレワークでは重要です。生活空間と仕事空間が同じだと、どうしても気持ちの切り替えが難しくなります。
そんな時は、「コレをしたら仕事をする」というようなマイルールを定めることで、無意識に気持ちが切り替えられるようになるはず。
難しく考えず、普段仕事前にやっていることを家でもするだけで十分です。

例えば、どうせ家だからとなまけずに、仕事着に着替えるのも効果あり。あえてスーツを着るのもよいですね。

また、職場に着いたらまずはコーヒー、という方も多いのではないでしょうか。
であれば、家でもコーヒーをゆっくりといれて仕事前の一服を楽しみます。
他にも、音楽をかける、ラジオ体操などで体を動かす、など簡単に作れるルーティンはいくつもあります。
まずはいくつか取り入れてみて、自分に合ったルーティンを見つけましょう!

【一人暮らし向け】テレワークに適した部屋作りのコツ

テレワークにおいてまず問題となることが、「どこで仕事をするか?」ですね。
一人暮らしに多いワンルーム・1Kの部屋では、生活に手一杯でワークスペースの確保ができないことも。
ベッドやテレビ、趣味の物といったプライベートなものは仕事をする上で大きな誘惑となります。
ワークスペースを確保しにくい一人暮らし向けの部屋で、仕事とプライベートを切り替えるコツは「生活空間と仕事空間を分ける」ことです。

まずは、なんとなくでもよいので生活空間を分けてみましょう。
部屋全体で考えるのではなく、部屋の一角を仕事用のスペースと位置付けることで、仕事の意識が持てるようになります。

例えば、部屋の一番奥の窓際にはベッドを設置して寝室スペースに、その前にソファとテレビを置いてリビングスペース、一番手前や空いた所にデスクとチェアを置いて仕事スペース、といった具合に、ざっくりとでもスペース分けしておくことで生活にメリハリが生まれます。

特に、もっとも誘惑の強いベッドは、どのような部屋の形でも一番奥に置くことを意識するとよいでしょう。
飲み物を取りに行ったりトイレ休憩をする際、ベッドのそばを通るような導線だとその度に葛藤が生まれます。
ベッドは一番奥に設置し、寝る時以外はそのスペースには入らない!と決めてしまいましょう。ベッドの移動が難しい場合、視界に入らないよう、ワークデスクを壁や窓に向かって設置するだけでもOK。

また、どうしてもワークスペースの確保が難しい場合は、キッチンスペースの調理台をデスク代わりにするのもアリ。
調理台はワークデスクよりも高さがあるため、イスも脚が長いものを用意しましょう。

【ファミリー向け】テレワークに適した部屋作りのコツ

自分の書斎をお持ちの方であれば問題ありませんが、普段家で仕事をする機会のない方はお持ちでないことの方が多いですよね。
ファミリー向けのお家でも、意外と仕事をする場所がないという悩みが付きまといます。
そんな部屋で、仕事とプライベートを切り替えるコツはいくつかあります。

ベッドのない部屋を選ぶ

1LDKの部屋ならば、ベッドを置いていない部屋での作業がもっとも効率的です。
「ベッドは休む場所」という意識があるため、近くにあるとどうしてもなまけてしまいがちに。
しかし、ファミリーで住まわれており、リビングでは家族の視線が気になる…という場合は、寝室でテレワークをされる人もいるかもしれません。
そんなときは、ベッドが視界に入らないように、こちらでも窓や壁向きにデスクを設置しましょう。

1LDK以上の部屋数のお住まいの場合は、もっともベッドやテレビ、趣味の物などが視界に入らない誘惑の少ない部屋を探しましょう。
この機会に断捨離したり、軽く模様替えするのも心機一転できてよいですね。

リビングに書斎スペースを作る

思い切ってリビングの中に書斎を作るという方法もあります!
リビングの壁面に沿って本棚やデスクを設置することで、その一面だけを書斎スペースとして活用できるようになります。

この際、ソファやダイニングテーブルといったプライベート空間とは背中合わせになっているため、余計なものが視界に入らず集中力も高まるでしょう。
ワークスペースも、壁一面とデスク・チェアの幅のみしか使わないため、非常に手軽なところが魅力的です。

ワークデスクは壁や窓に向かって配置

一人暮らし向けのところでもご紹介しましたが、1LDKやそれ以上の部屋の場合は、大きめの机を壁や窓に向かって設置すると集中力が上がります。
ダイニングテーブルがあれば、そこで作業するのもよいでしょう。

その際には、テレビなどが視界に入らない位置に座るようにご注意を。
普段オフィスにいると気がつきませんが、仕事中はパソコン以外にも資料や手帳、飲み物など、何かと置くものが多いはずです。
これらを1つのテーブルに置ききれないと、それだけで作業の効率が下がってしまうことは明白ですね。

デスクの配置は、壁よりも窓向きにするのがベストです。
少し息抜きをしたり、考え事をしたい際、窓の外が見えるだけで頭がすっきりします。目を休めるのにもうってつけですよ。

テレワークの効率がアップするおすすめのアイテム

こちらではテレワークの効率を上げるアイテムを5つご紹介します。
今回はパソコンやヘッドセットなどの電子機器以外の雑貨や家具などから選んでみました。
これらがあると、グンと集中力が増したり効率が高まるので、ぜひご活用ください!

置き時計

<p>とにかく誘惑が多いのがテレワークのデメリットというのはよくわかったハズ。<br />
ついダラダラしがちで、時間があっという間に過ぎてしまうことも多くなってくるでしょう。<br />
そんな時は、視界に入る位置に時計を置くことで、時間を意識して仕事できるようになります。</p>

デジタル置き時計 消音機能

アイテムを見る

とにかく誘惑が多いのがテレワークのデメリットというのはよくわかったハズ。
ついダラダラしがちで、時間があっという間に過ぎてしまうことも多くなってくるでしょう。
そんな時は、視界に入る位置に時計を置くことで、時間を意識して仕事できるようになります。

折りたたみのチェア・デスク

<p>ソファやリビングテーブルなどにどうしても仕事の道具を置きたくない方へおすすめ。<br />
折りたたみ式のチェアやデスクで仕事をすると決めておけば、不要の際には畳んでしまっておけるほか、値段も手頃なものが多いです。<br />
チェアとデスクの組み合わせは仕事の効率化を図る上で非常に重要なアイテムですので、ぜひ検討してください。</p>

折りたたみデスク 幅90cm

アイテムを見る

ソファやリビングテーブルなどにどうしても仕事の道具を置きたくない方へおすすめ。
折りたたみ式のチェアやデスクで仕事をすると決めておけば、不要の際には畳んでしまっておけるほか、値段も手頃なものが多いです。
チェアとデスクの組み合わせは仕事の効率化を図る上で非常に重要なアイテムですので、ぜひ検討してください。

クッション・座布団

<p>家で仕事をしない方は、デザイン性の高いチェアしか持っていない方も多いのではないでしょうか。<br />
こういった椅子は、長時間の仕事には不向きで、数時間も座り続けると身体中がバキバキになってしまうことも。<br />
わざわざオフィスチェアは買いたくないという方は、クッションや座布団で座り心地や体勢を調整できるようにするととても快適になります。</p>

低反発クッション 腰痛対策 2way

アイテムを見る

家で仕事をしない方は、デザイン性の高いチェアしか持っていない方も多いのではないでしょうか。
こういった椅子は、長時間の仕事には不向きで、数時間も座り続けると身体中がバキバキになってしまうことも。
わざわざオフィスチェアは買いたくないという方は、クッションや座布団で座り心地や体勢を調整できるようにするととても快適になります。

デスクライト

<p>日当たりの悪い部屋や天気の悪い日は、想定以上に部屋が暗くなってしまうことも。<br />
その際、デスクライトだけをつける事で灯りが一点に集中し作業効率が高まります。<br />
一点に光が集中しているため誘惑物も見えにくくなるでしょう。<br />
ポイントで照らせるデスクライトやペンダントライトがおすすめです。</p>

LEDテーブルライト ワイヤレス充電機能付き

アイテムを見る

日当たりの悪い部屋や天気の悪い日は、想定以上に部屋が暗くなってしまうことも。
その際、デスクライトだけをつける事で灯りが一点に集中し作業効率が高まります。
一点に光が集中しているため誘惑物も見えにくくなるでしょう。
ポイントで照らせるデスクライトやペンダントライトがおすすめです。

パーテーション・ロールスクリーン

<p>パーテーションなどでリビングの中に個室空間を作り、簡易的なワークスペースを作ってしまうのも良いですね。リモート会議などの際には背景となるのも魅力的です。<br />
狭い部屋でも、ベッドやプライベート空間との間に仕切りを挟むだけで段違いですので、ぜひ1枚持っておくことをおすすめします!</p>

突っ張り収納棚 パーテーション 幅90cm

アイテムを見る

パーテーションなどでリビングの中に個室空間を作り、簡易的なワークスペースを作ってしまうのも良いですね。リモート会議などの際には背景となるのも魅力的です。
狭い部屋でも、ベッドやプライベート空間との間に仕切りを挟むだけで段違いですので、ぜひ1枚持っておくことをおすすめします!

自分にとって快適な空間でテレワークを

以上、テレワークがはかどる部屋作りのアイデアやアイテムをご紹介しました。

テレワークは、レイアウトやアイテムにこだわることで非常に有意義な時間を送れるようになります。
しかし同時に、注意が甘いとまったく作業に集中できず、効率が下がるなんてことにも。

今回ご紹介したアイデアを参考に、ぜひ快適な空間でテレワークに努めてくださいね!


参考資料

医療法人社団 平成医会「日光とセロトニン」検索日2022/5/24