整理収納アドバイザー・ライター・フランス語翻訳家。モノの多すぎる家を改善するために整理収納アドバイザーの資格を取得。主婦歴20年以上の経験を活かしたライフハック、片付けや家事に関する記事を多数執筆しています。“家事は素早くラクに!”がモットーです!
引き出物や粗品などで増えがちな、もらい物のタオルの使い道に困っていませんか?
色やデザインが好みでなくても、もらったタオルを「もったいない」という理由で渋々使っている人もいるのではないでしょうか。
でも毎日使うタオルは、お気に入りのものを使いたいですよね。
今回は、保管に困りがちな「もらいものタオル」の活用アイデアをまとめました。
もらいものタオル、おすすめの使い道とは
もらいものタオルは、どのように活用すればいいのでしょうか?
洗面所で手や体を拭くこと以外にもタオルの使い道は意外にたくさんあります。
それでは、もらいもタオルの活用アイデアをご紹介します。
永遠の定番!リメイクして雑巾に
定番ですが、一番のおすすめは雑巾にリメイクすること。雑巾なら手縫いでも作れるので、とてもお手軽。
普段から不要なタオルをリメイクしておくと、子どもの学校や園から雑巾を集めるというお知らせが来ても慌てずに済みますよ。
適度なサイズにカットして掃除ウエスに
タオルを適当な大きさにカットして、掃除用ウエスとして使い切るのもあり。もらいものに限らず、使い古しのタオルの活用法としても定番ですよね。
また、フローリングモップにつけて使うのもおすすめ。ただし、タオルをカットする際に糸くずが出やすいので気をつけてくださいね。
カットするのが面倒、糸くずがでるのが気になるという方は、タオル1本そのまま使ってもOK。
キッチンで油汚れをふき取るのに
カットしたタオルは、キッチンに常に置いておくのもおすすめです。
揚げ物をした後に、とびちったコンロの油汚れを拭いたり、天ぷら鍋の油をふきとったり…。使ったらそのまま捨てられる、予備のカットタオルがあると、油汚れに大活躍します。
玄関の予備タオルに
タオルは玄関にあると、意外に便利です。
たとえば、雨に降られて帰宅したとき。「ちょっとカバンやコートを拭きたいな」と思ったことはありませんか?
ぬれた状態で、わざわざ洗面所までタオルを取りに行くのは面倒ですよね。
廊下がぬれて拭き掃除まで必要になることもあります。
そんな時、玄関に予備のタオルを置いておけば、解決します。
下駄箱の中にカゴを置いてその中にタオルを入れておけば、自分の趣味のタオルでなくても気になりませんよ。
ベランダ用の予備タオルに
ベランダに出て足がぬれてしまったときにタオルがなく、ぬれた足のまま洗面所へ直行した経験がある人もいるのではないでしょうか。
ベランダで洗濯をするご家庭では、雨にぬれた物干し竿を拭きたいときもありますよね。
拭いて汚れる心配がある場合、普段使いのタオルを使うよりも、予備のもらいものタオルの方が使いやすいでしょう。
また、そういった際にわざわざ洗面所まで普段使いのタオルを取りに行くよりも、ベランダの近くにタオルがあった方がラク。
ベランダの掃き出し窓の近くの棚にタオルを1~2枚入れておくと、必要な時に出し入れしやすくなります。
バスタオルならバスマットに
バスタオルは3つに折りたたんでバスマットにするのも手。こちらももらいものだけでなく使い古したバスタオルを使ってもOKです。
防災用タオルに
防災グッズとしてさまざまな用途があるため、家族の人数分あると便利なタオル。
万が一の備えで普段の生活で使うわけではないため、色や柄が好みかどうかは気にならないはず。
災害時の使い勝手を考えて、乾くのが早いタイプを選び、防災リュックに家族の人数分入れておきましょう。ポータブルバッテリーのような壊れやすいものを包んでおくと一石二鳥です。
リメイクしてペットボトルカバーに
ハンドタオルなら半分に折り、底の部分と縦の辺の3分の2程度まで縫い合わせるとペットボトルカバーになります。
夏場、結露しやすい冷やしたペットボトルもこれに包めば、かばんがぬれずに済みます。
出し入れしやすいように、縦と上の部分にファスナーを付けて使ってもいいですね。
それでも使いきれず、タオルが余った場合は
それでもタオルが使いきれない人には、
- 福祉団体や動物愛護団体に寄付する
- 子どもの園や学校のバザーに出す
- フリマアプリで売る
といった処分方法も。
また、処分に手間をかけられないなら、思い切って捨ててしまうのもひとつの手。
限られたスペースなのに、「もったいない」と不要なタオルを溜め込んでしまうと、片付かないなどプチストレスの原因になってしまいます。
もらいものタオルは上手に活用を
タオルは贈答用として定番であるだけに、使いきれずにどんどん増えてしまいますよね。
タオルをもらっても、普段使いのタオルとして洗面所などで使いたいと思えなかった場合は、見えない場所で活用するのがポイントです。
今回ご紹介したような使い道で活用し、いらないタオルを溜め込まないようにしましょう。