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【n81backup】セーター・ニットが伸びない! 家にあるものでできる干し方7選

セーター・ニットが伸びない! 家にあるものでできる干し方7選

セーターを伸ばさず干すポイントは?

セーターやニットは、正しく干さないと形崩れしたり、生地が傷んだりすることもあります。まずは、干す時のポイントを確認しておきましょう。

特に気を付けたいのは、型崩れ。セーターが伸びたり型崩れしたりする原因は、干したときに水分の重みで下に引っ張られてしまうから。ハンガーにそのまま掛けただけでは、重みが肩に集中してハンガー跡がついたり、胴部分が長く伸びてしまったりします。

型崩れを防ぐには「重みを分散させて干す」ことが大切。特にポイントとなるのは「肩」と「胴まわり」です。この部分に負担をかけずに干すためには、平たく置いて干せる「平干しネット」を使うのが最適です。

>>【セーターが型崩れしない】伸ばさず干せる平干しネットおすすめ7選

でも、平干しネットがないという時は、家にあるアイテムを活用してみましょう。身近にあるものを工夫して使うことで、手軽に型崩れを防ぎながら干すことができますよ。

【干し方1】ハンガー1本で「抱っこ干し」

まずは、ハンガー1本で簡単にできる方法をご紹介します。薄手のセーターや丈の短いニットを干す時に手軽にできる干し方です。

手順1.胴の中ほどにハンガーを通す

セーターの胴にハンガーを通します。ハンガーの横幅が狭い場合は、セーターの脇部分を少し折って調節してください。

手順2.袖を内側に折る

片方の袖を内側に折りたたみます。

手順3.袖をハンガーに掛ける

折った袖をそのまま下にスライドさせるようにして、ハンガーの肩部分に掛けます。

手順4.反対側の袖を掛ける

反対側の袖も、いったん内側に折り、スライドさせるようにしてハンガーの肩部分に掛けます。

手順5.ゆっくり持ち上げる

掛けた袖が落ちないよう、形をキープしたままゆっくりと持ち上げます。

手順6.状態をキープして干す

袖がハンガーを抱える形の「抱っこ干し」が完成!そのまま日陰で乾かしましょう。

この方法なら、セーターの肩に負担がかからず、胴部分の重みをしっかり軽減しながら干すことができます。特別な道具がなくても、手軽に型崩れを防げますよ。

<干す時のポイント>

【干し方2】ハンガー2本で「お姫さま抱っこ干し」

厚手のセーターや、ロングカーディガンなどの胴部分が長いニットの場合は、ハンガーを2本使うのがおすすめです。

手順1.胴の中ほどにハンガーを通す

セーターの胴にハンガーを通します。ハンガーの横幅が狭い場合は、乾いたときにシワが目立たないよう、脇部分を折って幅を調整しましょう。

手順2.片方の袖を内側に折る

片方の袖を内側に折りたたみます。

手順3.袖をハンガーに掛ける

折った袖をそのまま下にスライドさせるようにして、ハンガーの肩部分に掛けます。

手順4.反対側の袖を掛ける

反対側の袖も、いったん内側に折り、スライドさせるようにしてハンガーの肩部分に掛けます。

手順5.胴に2本目のハンガーを通す

1本目のハンガーとセーターのすその真ん中あたりに、2本目のハンガーを通します。

手順6.状態をキープして干す

2本のハンガーをゆっくり持ち上げると、「お姫さま抱っこ干し」が完成! 形をキープして日陰で乾かしましょう。

この方法では、まるで「お姫さま抱っこ」をしているように、ハンガーがセーター全体を優しく支えます。胴の重みを2本目のハンガーに分散して、肩や胴部分に余計な負担がかからないので、型崩れを防ぎながらしっかり乾かすことができます。

<干す時のポイント>

【干し方3】竿に直接干す

物干し竿があれば、竿に直接掛けて干すのも簡単な干し方です。生地が重なる部分が少なく、風通しよく干すことができます

<干す時のポイント>

【干し方4】ピンチハンガーの上面に干す

「HOS」小物干しハンガー

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靴下や小物を干すピンチハンガーがあるなら、その上面を利用するのも便利な方法です。ピンチは小物干しに使って、デッドスペースになっている上の面を利用できるので一石二鳥!

<干す時のポイント>

【干し方5】洗濯かごの上で干す

大きめの洗濯かごがあるなら、上に広げて干すのも簡単な方法です。格子状の洗濯かごを使うと、通気性がよく、セーターの裏側まで効率的に乾かすことができます

<干す時のポイント>

【干し方6】段ボール箱の上で干す

身近にある段ボール箱を使って干す方法もです。段ボール箱のフタの部分を立てて、その上にバスタオルを掛け、上にセーターを広げるだけでOK。いつでも手軽にできる方法です。

<干す時のポイント>

【干し方7】風呂ふたの上で干す

浴室の風呂ふたの上に広げて干すのもひとつの手です。お風呂のデッドスペースを有効活用できるアイデアです。

<干す時のポイント>

伸ばさず干して、冬のおしゃれを楽しもう

寒い冬も、お気に入りのセーターやニットを着れば、体も心もほっこり温まります。大切なセーターやニットを長く愛用するためには、干し方にもこだわることが重要です。

今回紹介した干し方を参考にして、冬のおしゃれを楽しんでくださいね!

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